こんばんは、たろうです。
こんな方に、実際の経験談で答えます。
だいたい、200個～300個程度産卵したと想定して説明しています。
この記事の中にでてくる数字はイメージや傾向を掴んで頂く為に数値化しているだけです。
受精確認方法とタイミング
卵だけを見て受精を確認する方法ですが、4つのフェーズ分けて説明します。
フェーズ1（産卵直後）
産卵直後の卵の様子です。
卵の中まで透明な色をして向こう側が透けて見えます。白い卵はないと思います。
この段階では受精の判断は不可能です。
フェーズ2（24時間後）
24時間後の卵の様子を確認してください。
白い卵が何個あるでしょうか？
10個以内
大量孵化期待大です。
10個～20個
まだまだ大量孵化の期待ができます。
20個～50個
まだまだ期待十分です。
24時間で50個程度の参考写真
上記以上の場合
あまり期待が持てません。受精確認だけしておきたい方は網をかぶせましょう。。。
24時間で50個を超える数の無精卵（白い卵）がある場合は、無事に孵化してもその後体着までいくのはかなり難しいと思います。
フェーズ3（48時間後）
48時間後の卵の様子を確認してください。
ここでも白卵の数を数えてみましょう。
10個～20個以内
大量孵化確定といっても過言ではないでしょう。
200匹とか・・・とんでもない数です。
興奮してしまいますが、ここは落ち着いて何もせずに見守りましょう。
20個～50個
100匹以上孵化します。
おなじく、落ち着いて見守りましょう。
50個～100個
50匹～80匹程度の孵化が見込めます。通常はこのくらい孵化して育成できれば成功といっても全く問題ないと思います。
上記以上の場合
体着までいく稚魚はかなり少なくなると思われますが、貴重な稚魚ですので大事に育てるという判断は大いに「あり」だと考えます。
上級者でも採りたくても採れないということはよくあります。数が少ないからダメとかそんなのは全くないと思います。
48時間で100個以上の参考写真（体着まで行くのは少数パターン）
フェーズ4（孵化直前：60時間～72時間）
孵化直前の卵の様子を見てみましょう。
すこし白い卵は増えていると思いますが、卵がさらに黒くなっていて有精卵であることがはっきりとわかります。
これらはほぼ孵化確定といってもよいでしょう。
孵化直前で10個～20個の参考写真（200匹孵化パターン）
孵化直前で20個～50個の参考写真（100匹以上孵化パターン）
ただここで喜んではいけなくて、生まれつき元気のない稚魚が落ちたりすることもあります。
ここは落ち着いてただ静かに見守りましょう。水質悪化を抑えるために産卵後体着までは餌抜きが無難だと思います。
24時間後と48時間後のタイミングで卵を見ると孵化数がおおよそ検討つきますのでよかったら参考にしてみてください。