ディスカスの産卵と受精率アップで一番手っ取り早い方法となります。こちらの方法もいくつかのステップに踏んでいくと確実なので順番にみていきましょう。
準備するもの
- ペアのディスカス(健康であること)
- 60cmワイドの水槽(45cmキューブも可)
- 産卵筒
- 投げ込み式のスポンジフィルター(軽くろ過が効く程度)
- ヒーター(25℃~32℃)
- ライト
- テトラPH/KHマイナス
準備するものですが、上記の7点となります。一つずつ簡単に説明します。
1.ペアのディスカス
まずは健康なペアのディスカスを用意しましょう。健康なディスカスというのは、餌もしっかり食べていて、病気もせず、ペアになっている個体のことです。
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2.水槽
”繁殖” ”稚魚” ”幼魚” ”成魚”すべてのシーンで利用できる60cmワイドがおすすめです。45cmキューブは挑戦したことないですが、多くのマニアの間で使われているのを見ると問題ないかと思います。ただ、成魚の育成には少し狭いと思います。
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3.産卵筒
せっかく産卵筒をおいても壁に産み付けたりすることがあるのですが、準備してあげましょう。一般的に購入できるのはスドーの産卵筒ですね。実績もあるので問題はないと思います。
参考までにリンク張っておきますので興味のあるかたは確認してみてください。
4.フィルター
フィルターですが、投げ込み式のスポンジフィルターがおすすめです。吸盤取替不要、残餌を吸い込まない、ぶくぶくの調整も可能、水槽の真ん中に移動可能(稚魚は端っこに集まると親が大変なんです)
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5.ヒーター
ヒーターは温度の調整できるもので、28℃~32℃程度調整できればよいです。ただし、高温治療にも使えるのではじめから35℃まで調整できるものを購入しておくほうが経済的です。
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6.ライト
ライトですが、稚魚が孵化したあとは基本的につけっぱなしです。あまり強い光をあて続けると苔も生えますので弱めのものでよいと思います。私は蛍光灯をつけてますが、スポットライトなどでもよいと思います。
7.水質調整剤
最後に、水質調整に使うテトラPH/KHマイナスです。ベストな方法ではないですが手っ取り早く受精させるのに適した水質を作るのに利用します。私の住む場所では何もしないよりかは成果がでます。住む場所によって水質が変わりますので、当然結果も異なりますのでご了承ください。※分量を間違えると☆になってしまうので自己責任でお願いします。
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ペア水槽へ移動
いよいよペア水槽にディスカスのペアを移動させていきますが、カルキをぬいた水道水でペア水槽を満たして、上記のものをセットしましょう(テトラPH/KHマイナス除く)
この時の水温とPH(住んでいる場所による)など以下のとおりです。
メモ
水温:28℃
PH:7.5(私の住んでいる東京の場合)
産卵筒の場所:ディスカスの性格によるが真ん中(例:シャイな個体は水槽の隅っこに置いたり、新聞紙で覆ってみたり)
フィルター:ほんのりろ過が効いている状態で、エアレーションは少なめ
ライト:つけっぱなし
いよいよ混泳水槽からペア水槽へ移動させますが、以下チェックお願いします。
・水温やPHに大きな差がないこと(目安:水温は+-1℃、PHは+-1.0)
上記問題なければ、混泳水槽からペア水槽へ移動させましょう。
水質調整
次の最後の調整として水質調整を行いますが、この時のペア水槽のディスカスの状態はどうなっているかというと、すでにペアリングしているので産卵するのも時間の問題となっているはずです。
ゆっくりしていると、産卵してしまうので、すみやかに水質調整をしてしまいましょう。
使うのはこれ
劇薬なので、使用方法をちゃんと守って使ってください(自己責任となります。)
用量を守ってPH降下剤を投入。一気に下げるとディスカスに影響があるかもしれないので、夜に1回、次の日にもう一回、さらにPHメーターにて測定しながらPHを5.5まで落とします。
はい、これで終了です。
あとは、じっくり待ちましょう。準備ができたペアであれば1週間以内に産卵に至ると思います。
産卵
いよいよ産卵を迎えるわけですが、私の経験だと、15時から20時の間くらいが多いです。
流れとしては、ペアが産卵筒をつつく→産卵筒にのぼる練習→産卵本番→産卵終了(卵を見守る)という感じです。
いきなり産卵するのではなく、産卵筒にのぼる練習が最初にあるので、「あれ?卵産んでない、なんで?」とならないようにしましょう。
個体差はあるのですが産卵中はペアの気が散るのでそっとしておきましょう。
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか。
産卵時のポイントとしては、受精率をあげるために水質調整が必要となります。そして今回は少し強引ですが水質調整のやり方をご紹介しました。
受精率の上げ方や水質調整のやり方はほかにも色々とありますが、今回は手っ取り早い方法の一つとしてPH降下剤を使ってみました。
あとは、ペアによって適した水域(PH)がありますので、そこはトライ&エラーで試してみてください。